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技術スタッフによるコラム

特別掲載:2022年学会賞

「学会賞 技術賞を受賞して」

大塚金属(株) 大塚明郎

この度、日本建築仕上学会技術賞を頂戴し、身に余る栄誉に感激いたしております。

また、技術賞に推薦いただきました近藤先生及びアルミニウム合金材料工場塗装工業会(ABA)の皆様、日本建築仕上学会の選考委員の方々に厚く御礼申し上げます。

受賞に際し、建築用アルミニウム合金材料の工場塗装に対する素地調整の重要性がご評価頂けたのものと、感激いたしております。

弊社は、建材金属加工及び表面処理(陽極酸化処理及び工場塗装)を営み、2017年に創業100周年を迎えることが出来ました。

この間、お客様のニーズに真摯にお応えすべく、金物販売からスチ-ルサッシの製造、陽極酸化処理、工場塗装と社業を拡張して参りました。

業種が増える過程において、とかく技術面が軽視され、生産効率の追求に走ってしまいましたことは弊社にとり、負の遺産であります。

当方が弊社に入社した際には、経験値に頼った作業手順になっており、技術的な裏付けが無い状況に驚き、社員の教育及び認識の変革に努めてまいりました。

その間、東日本大震災の際には地震の揺れにより処理槽より薬液が工場内の排水路に流出する事態になりましたが、社員の迅速な対応もあり外部へ流出することなく、当日中に回収及び処理業者への引き渡しが完了しましたことは、社員の意識が上がった事例として私の喜びでもあります。

アルミニウム合金材料工場塗装工業会に入会してからは、会員企業の皆様の技術意識の高さに感嘆すると共に、弊社の立ち遅れを認識し設備更新を図りながら、さらなる意識改革及び技術力の向上に努めてまいりました。

このように未だ途上であります私が、今回日本建築仕上学会の技術賞を拝領いたしましたことは身に余る栄誉でありますと共に、身が引き締まる思いでおります。

今後も排出企業として立場から環境配慮に重点をおきつつ、塗装業界において前処理の重要性を発信し塗装業界の地位向上の一助となりますように邁進する所存です。

今後とも引き続きご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いしたしますと共に日本建築仕上学会のさらなるご発展を願っております。

今回はまことにありがとうございました。

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