活動報告及びお知らせ
2023年
2023.12.31
大日本塗料が4年ぶりとなるDNTカーテンウォールコーティングフォーラムを開催
12月の東京駅周辺は普段の喧騒を忘れる美しさ。このコロナ禍でオープンした多くの商業施設を含め、東京駅周辺は煌びやかなライトアップがされています。
2023年12月22日、そんな東京駅のすぐそばの三菱ビルにおいて、年末の恒例行事でもある大日本塗料株式会社金属焼付塗料グループ主催『DNTカーテンウォールコーディングフォーラム』が2019年12月以来4年ぶりに戻ってまいりました。テーマは「塗装仕様における環境配慮の現状と今後の展開」。
基調講演は4年前と同様、当工業会顧問でもあるものつくり大学名誉教授の近藤照夫先生。講演内容は「カーテンウォール塗装とSDGs」。これまでの環境配慮形塗装仕様の確率までに至る背景から、昨今の環境にまつわる法律や世界の動向、促進耐候性や粉体塗装など最近の研究テーマや、我々ABAも推進するSDGsなど幅広い内容のご講演がありました。
その他、コロナ禍で供給不安があった、俗に『高温フッ素』と呼ばれる熱可塑形ふっ素樹脂(PVDF)塗料の樹脂原料であるKynar🄬を生産するアルケマ社の福山氏がその最新の情勢を説明。大林組技術本部の主任研究員である奥田氏はふっ素樹脂粉体の耐候性評価に関する既報成果を紹介し、また、主催者DNTからは2層分離型複合樹脂粉体塗料の普及に向け、メタリック色の開発と採用実績を挙げ、エコリーフ取得による環境配慮や今後の生産に関する課題と標準色の設定について報告がありました。
今回はコロナ明け1回目で、まだまだ市中には新しいコロナの派生種やインフル等の流行病がまん延しているにも配慮し、懇親会は行われませんでした。本当の意味での復活はまだまだ遠いのかもしれませんが、講演会には設計・ゼネコンの方々をはじめ、この業界の懐かしい顔も拝見し、非常にうれしい年末の締めくくりとなりました。
2023.12.31
ジャパンビルド高性能建材住設展に出展いたしました
暮れの東京湾岸は非常に風が強いです。でも今年は暑さと寒さが入り混じった風。まるで世界の混乱した世相を映すような天気でした。
そんな中、12月13日~15日に東京ビッグサイトにて開催されたRX社主催の『ジャパンビルド 建築の先端技術展2024TOKYO』。昨年と同様、この展示会は幾つかのテーマに沿ってブロックを分けており、我々ABAも第8回『高性能建材・住設EXPO』の一角で昨年に引き続き展示を行いました。
今年はコロナが感染法上5類に変更され、主催者も我々出展社も非常に心を躍らせておりました。しかし期待とは裏腹に主催者速報では来場者は3日間で34443人。確かに人の入りがまばらだったように感じます。昨年より若干外国人見学者や外国企業出展ブースも多くありましたし、昨年は30000人程度だったので、昨年よりは人の入りが多いようでしたが、少し物足りなさを感じたのは筆者だけでしょうか。
とはいえ、昨今のDX(デジタルトランスフォーメーション)化や人手不足もあり、コロナ禍で定着した事前登録と新入場システムのおかげで入場時は係員としゃべることなくチェックイン完了。来場者ももう慣れたものです。
また、入口が比較的近かったABAのブースには多くの見学者が来ていただき、熱心に出展各社の説明をお聞きいただきました。ABA独自の品質試験にも皆さん興味を示していただき、改めて塗装前の化成処理の重要性について、世の中に周知できたことは成功と言えます。
宮越工芸
戸﨑産業
小林焼付塗装
大塚金属
筒井工業
ABA独自の品質試験
出展頂いた5社(宮越工芸・戸崎産業・小林焼付塗装・筒井工業・大塚金属)の皆様、ありがとうございました。またよろしくお願いします。
尚、出展社HPにて今回の様子などが閲覧できますので、是非ともご覧ください(RX社 特設HPへ)
2023.11.30
年会費の納入をお願いします
もう間もなく師走だというのに、まだ残暑が残るこの頃。季節感がおかしくなりそうなところに誠に申し訳ございませんが、今年も年会費の徴収の時期がやってまいりました。このHP更新前後には事務局からの連絡があると思いますので、お手数ですが納入の方を年内までにお願い申し上げます。
尚、9月に開催した理事会にて、ABAは免税事業者として、インボイス発行事業者登録をしないことを決定しております。尚、会費収入は非課税として扱われますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
2023.11.30
来年のABA総会の日程が決定しました
来年度のABAの総会の日時及び場所が下記のように決定しましたので、皆様のスケジュールに入れて頂けるようお願い申し上げます。
記
◎ 2024年(2023年度分)ABA定期総会 ◎
- 開催日時
- :2024年2月27日(火)10時~12時半(予定)
- 開催場所
- :UDX AKIHABARA SPACE(秋葉原UDX内)
- 東京都千代田区外神田4-14-1(最寄駅 JR/東京メトロ秋葉原駅他)
上記総会は初めてのAM開催となりますのでご注意ください。また今年はABA創立10周年ということで、下記のように懇親会を総会に先だって前日に行います。
記
◎ ABA10周年記念懇親会 ◎
- 開催日時
- :2024年2月26日(月)17時半~19時半(予定)
- 開催場所
- :ホテル東京ガーデンパレス
- 東京都文京区湯島1-7-5(最寄駅:東京メトロ湯島駅、JR御茶ノ水駅等)
懇親会の当日昼間には、学会の粉体指針発刊記念講習会も行われます(講習会詳細はこちら)。詳細や参加申込は1月頃になりましたらまた追って会員各社様に送付させて頂きます。その際はよろしくお願いします。
2023.11.30
粉体標準指針第2版の講習会が2月に開催予定です
2018年9月に第1版が刊行されてから今年で5年の歳月が経ち、この間、溶剤系標準仕様書も第2版が2022年に発刊されました。
そこで、日本建築仕上学会環境配慮形塗装普及展開委員会ではこの間の時代や業界の変化などを加味・対応した新しい粉体塗装の標準指針を2月に発売する予定であり、早くもその発刊を記念して、実地会場とウェビナーによるハイブリッド講習会を開催することも同時に決定いたしました。以下はその概要になります。
記
◎ 粉体塗装標準指針第2版 講習会 ◎
- 開催日時
- :2024年2月26日(月)13~17時(予定)
- 開催場所
- :会場参加 明治大学駿河台キャンパス 東京都千代田区神田駿河台1-1
- リバティ―タワー1113教室(収容人員140名)
- ウェビナーによるリモート参加も可能
- 募集人数
- :会場参加70名 リモート参加50名
- 協賛団体
- :(一社)軽金属製品協会
- アルミニウム合金材料工場塗装工業会(ABA)
- 日本工業塗装協同組合連合会
- 日本パウダーコーティング協同組合
現在、委員会にて詳細のプログラム及び開催・募集要項を策定中の為、会員の皆様には出来次第、ご紹介・送付させて頂きます。また、ABAは本講習会を協賛しておりますので、会員の皆様には建築仕上学会員と同じ参加料で参加頂けます。会場での参加の他、地方で中々参加できない社員の方にも紹介して頂き、是非とも奮ってのご参加をお待ちしております。
2023.10.31
仕上学会大会学術大会講演会が開催されました
前回アップデート時にでも紹介した通り、10月26日・27日両日において行われた日本建築仕上学会学術講演会において、4年ぶりにABAとしてポスターセッション(=今回よりテクノスクエアに改名)に参加しました。以下の写真はその様子になります。
また、工業塗装分野に関連する論文としては今年は4つの論文が提出されておりました。例年に比べ、だいぶ少ないですが、そのうち3つはABA企業が多く参画した、「塗膜の耐候性評価標準化検討委員会」から提出されたものであり、当工業会のものつくり大学名誉教授の近藤照夫先生、そして賛助会員の大日本塗料㈱から増田悠介氏とAGC㈱の尾知修平氏がそれぞれのパートで登壇し、発表をされました。その研究成果は「建築外装用粉体塗装に対する促進耐候性評価の検討」と題したもので、北緯28度以南における屋外暴露試験と選定した促進耐候性試験の試験結果の相関性についてが語られました。
尚、当該研究はABAを中心とし、サッシメーカーや塗料メーカーを委託者とし、近藤先生やゼネコン各社の受託側委員による受託研究であり、また双方による共同研究になっております。この成果内容はのちにABA会員各社にも紹介したいと思います。
会場は久し振りの実地開催での学会大会ということで、非常に懐かしい顔を拝見することが出来ました。参加頂き、また聴講いただいたすべての方に、そしてこの研究に携わったすべての委員・企業の皆様にこの場を借りて御礼を申し上げます。
2023.10.31
日本建築仕上学会HPにABA企業も参画する委員会がSDGs活動として紹介されました
国連が提唱し、昨今日本でも盛んに議論され、また企業のみならず、組合や学校などありあらゆる事業体に導入されてきているSDGs(持続可能な開発目標)。わがABAも一部企業が昨年からSDGs宣言をしております(SDGs宣言企業はこちら)。
一方、ABAも団体会員として入会する日本建築仕上学会では、2021年11月よりそのHP上で「SDGs対応宣言」を高らかに謳い、4つの詳細なコミットメント共に、学会における活動が社会全体におけるサステナビリティに広く貢献するものになることを目指しています(学会「SDGs対応宣言」ページはこちら)。
その学会でのステイトメントを具体的なものにすべく、学会の下部組織である学術委員会内に設置されている環境配慮形塗装普及展開委員会では、その長年における研究成果がSGDsの推進に寄与すると信じ、学会HP上にて「工場塗装関連部門で推進するSDGsのGoalsとTargets」として、その具体的取り組みを紹介しています(学会における活動紹介ページはこちら)。
是非ともご参照ください。
2023.9.30
年末の高性能建材住設EXPO 2023@東京ビッグサイトに展示します
昨年度初めて出た高性能建材住設展ですが、昨年の手ごたえが忘れられず、今年も出展することになりました。その詳細は下記の通りです。
記
◎JAPAN BUILD(ジャパンビルド)【高性能建材住設EXPO】◎
- 開催日時
- :2023年12月13日(水)〜12月15日(金)
- :10時00分〜18時(最終日のみ17時終了)
- 開催場所
- :東京ビッグサイト
- 同時開催
- :施設リノベーションEXPO、商業施設・店舗DX展、建設DX展、
- スマートハウスEXPO、スマートビルディングEXPO、不動産テックEXPO
詳細は主催者HPをご確認ください。
また、昨年度の出展の様子はこちらをご覧ください。
尚、来月より出展をしてくれるABA会員企業を募集します。詳細は後ほどメールにて送付いたしますので、是非ともご参加をお願いします。出展されない会員企業も東京へ是非足を運んで見学に来てください。よろしくお願い致します。
2023.9.30
仕上学会学術講演会が東大で行われABAもポスターセッションで参加予定です
2020~2022年の大会はコロナ禍でのウェブ開催、そして2017年~2019年までは別会場で行われておりましたが、コロナ禍中に改修工事を終えた山上会館で2016年以来の日本建築仕上学会大会学術講演会とポスターセッション(今回より『テクノスクエア』に名称を変更したようです)が下記要領にて開催されます。
記
◎日本建築仕上学会 大会学術講演会◎
- 開催日時
- :2023年10月26日(木)〜10月27日(金)
- :いずれも9時00分〜18時(予定)
- 開催場所
- :東京大学 山上会館 大会議室
- 交通機関
- :地下鉄・丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」、JR「御茶ノ水」等
大会の詳細は主催者HPをご覧ください。
ABAも関連した促進耐候性評価の研究成果も、近藤照夫先生、大日本増田氏、AGC尾知氏の3氏により連続3本立てで発表される予定です(27日13時~)。専務理事の近藤旭氏も共同執筆者になっております。
ABAでも以前のようにテクノスクエア(旧ポスターセッション)に展示をする予定です。学会事務局の話では、前よりずっと会場動線もよく、講演会来場者が足を運びやすい位置に変わったとのことです。発表の聴講も含め、是非とも会場に足をお運びください。
2023.9.30
ABA関連の発表を日本建築学会(AIJ)大会で行いました
先月も告知しましたが、日本建築学会大会が京都大学吉田キャンパスで9月12日から開催され、ABA関連の論文が二つ発表されました。
2019年の宮城県仙台市東北大学以来となる、実地リアル開催の建築学会大会(*注:リアル大会は13日より開催で、前日12日はWeb開催)。会場である京都大学吉田キャンパスは京都駅から北東方向へ車で約30分、祇園や鴨川を抜け、嵐山の手前という絶好のロケーションに位置しています。また、久し振りとあってか、歩道も校舎内も人・人・人。当日も30℃を超え前日にはゲリラ雷雨があるなどまだまだ蒸し暑い京都でしたが、海外からのビジネスマンや学生も多く見られ、お祭りのように皆さん写真を取っておりました。
そんな学会大会でも仕上の分野は正直非常にニッチな世界。いくつもの校舎・教室を使う本学会でも、我々の会場は一番南に位置する校舎での発表でした。しかし、この校舎も、一つ一つの部屋も人で溢れており、塗装の発表が行われた部屋もほぼずっと満員で立ち見が出るほど盛況でした。そんな多数なオーディエンスが耳を傾ける中、当工業会顧問の近藤照夫先生と賛助会員の大日本塗料㈱金属焼付塗装部門所属の増田氏の発表が行われました。
タイトルは『建築外装用塗装に対する促進耐候性評価の検討』で、その1の研究背景と目的を近藤先生が、その2の実験の結果と考察は増田氏が担当しました。残念ながら発表時間が各5分と相当短いので、研究の触りしか言及できませんでしたが、ABA会員も参加した研究成果がこうして日の目を見たことは大変喜ばしいかと思います。
尚、今回の発表内容の詳細を10月26・27日に行われる日本建築仕上学会学術講演会でも発表する予定になっております。今回残念ながらご参加できなかったABA関係者の皆様も、そちらに足を是非運んでください(次記事参照)。
2023.7.31
ABAの若手研修会がDNT小牧工場にて行われました
半年前の理事会にて、ほぼ思い付きで(笑)持ち上がった企画『ABA若手討論会』を7月28日に開催しました。
討論会の趣旨として、『会員企業の(若手)社員同士でディスカッションや交流をすることにより、互いに刺激し合い、視野を広げ、人脈形成と成長のきっかけとする。』ということで募集した所、正会員企業から(比較的)若手の社員12名の現場従事者と引率代わりの2名の代表取締役など幅広い階層の方にご参加いただきました。
場所は賛助会員の大日本塗料㈱様にご尽力いただき、DNT小牧工場コーティングテクニカルセンター(CTC)を利用、コーディネーターとして当会理事の前島氏(筒井工業㈱代表)が討論会の運営を務めました。
内容としては大きく①DNT粉体塗料工場、CTCの見学 ②討論会 ③懇親会の三本柱となっておりました。
まずは名古屋駅に集合し、チャーターバスでDNT小牧工場に移動しましたが、時間の都合もあり、早速車内にて討論会をスタート。①自己紹介、②仕事に対する価値観、③上司に感謝している事について座った隣同士でシェアし合いました。
そして、小牧工場正門で渡部部長様に出迎えていただき、場内のテクニカルセンターに到着。会議室に入り、DNT山口工場長よりごあいさつと場内の概要についてご説明がありました。その後、粉体塗料製造工場とCTCの見学をさせていただきました。
粉体塗料は実に手間をかけて製造されています。すべての材料もそうなのですが、粉体は更に大切に使わないといけないと思いました。
CTCでは分析機器の紹介がありました。塗膜にある“ブツ”の正体を分析する装置の中には、塗料メーカーの中でDNTさんのみが所有しているというものもありました。またUV硬化インク塗料を用いたコーティングシステムは、美しい模様だけでなく凹凸の質感まで再現できるものになっており、その完成度の高さに驚かされました。
見学後、再度会議室に戻って、討論会を開催しました。テーマ『自社の環境配慮』、『カーボンニュートラル』、『SDGs』、『デジタル化などの取組み状況』についてチームに分かれて発表し合いました。焼付け炉の断熱やクロムフリーへの取り組みなど、各社の特徴のあるご報告をいただきました。
最後に、DNT塗料事業部門長 野田取締役よりごあいさつをいただき、全員で記念撮影ののちにCTCを後にしました。暑い中、様々な段取りをしてくださった大日本塗料の皆様には心より御礼を申し上げます。
帰りのバス車内も、まだ話していない人と隣同志になってもらい、道中ずっとにぎやかに過ごすことが出来ました。名古屋に戻った後は、お待ちかねの懇親会がスタート。駅前の居酒屋で“名古屋めしコース”を堪能し、乾杯の発声を戸崎産業の戸崎専務、最後は筒井工業㈱中山リーダーによって締められ、大変有意義な2時間でした。
この討論会を通じて若手が互いに刺激し合いながら新たな人脈を形成し、情報交換することができたことは、これから業界を盛り上げていく上で大切な基盤になるのではとも思いました。まさにSDGsの取り組みとして、ゴール4 質の高い教育をみんなに、ゴール8 働きがいも経済成長も、ゴール17 パートナーシップで目標を達成しよう に当たる取組みになったと感じています。
互いに学び、気づき、本当に充実した楽しい時間をみなで過ごすことができ、また来年も企画できるといいなと考えております。
今回の行事に際し、ご協力いただきましたDNTに皆様、ABA理事や社内スタッフに心より感謝いたします。そして参加者の皆さまのご協力により、スケジュール通りの行程を皆で楽しく無事にやり遂げることができました。ありがとうございました。
2023.7.31
日本建築学会(AIJ)の大会が開催され、ABA関連の論文が発表されます
本来、毎年全国津々浦々な大学にて開かれる建築学会大会ですが、今年は京都大学にて4年ぶりに、2020年のコロナ禍から自粛していた対面での学術講演、建築デザイン発表等が9月12日火曜から15日金曜まで4日間の日程で行われます。
学会HP等によると、日本建築学会は、建築に関わる学術・技術・芸術について、その発展を図ることを目的として1886年(明治19年)に創立され、今年2023年で137年目を迎えます。会員数は約3万6千人を擁する巨大な団体です。毎年開催される全国大会は、その最もシンボリックな行事で、約1万人の会員が集い、総計7千題を超える学術講演、建築デザイン発表会、関連する多くのパネルディスカッションや研究協議会などが行われていました。昨年までは前述の通り、また他の様々な団体や行事と同様に、コロナ禍でオンライン大会やハイブリッド会議を余儀なくされていたようですが、今年は若干のハイブリッドを残しつつも、ほぼ全面的な対面での開催となるとのことです。
学会大会の概要はこちらをご覧ください。
当工業会においても、研究や論文作成に協賛・協力している、日本建築仕上学会の学術委員会である、『塗膜の耐候性評価標準化委員会』において、約3年における研究成果の一部をこの学会大会で発表する予定です。発表者は共同執筆者である工業会賛助会員の大日本塗料㈱の金属焼付塗装部門の増田氏と当工業会顧問の近藤照夫先生、そして当工業会専務理事の近藤旭氏も一部論文の共同執筆者になっております。当工業会発表のタイミングは13日の15時くらいです(大会プログラム(抜粋)を参照)。
尚、この学会大会への現地参加には登録が必要です。当日参加登録も可能ですが、混雑回避と事前割引があるため、事前での登録がおススメです。登録についてはこちらを参照ください。
是非久し振りの学会大会に足を運んで、ABAも協力した研究成果をご覧ください。
2023.7.31
塗膜の耐候性評価標準化委員会で屋外暴露場の見学をしました
ABA企業が参画し、またABA自体が委託者側の代表として、また各種の窓口ともなっている、日本建築仕上学会の受託研究である学術委員会『塗膜の耐候性評価標準化委員会』ですが、去る6月21日に、標準化委員会での研究に使用した、大日本塗料㈱が所有している静岡県御前崎市の暴露場の見学に、委員会メンバー有志プラス工業会枠で宮越会長と共に参加してきたことをここに報告いたします。
従来の暴露場と言えば北緯28度以南の南西諸島を指定した溶剤系標準仕様書や粉体塗装標準指針に則って、沖縄県で実施するケースが殆どでしたが、今回暴露場の選定に辺り、今迄仕上学会の共同研究では使用してこなかった上述の御前崎暴露試験場を、沖縄の他、暴露場の一つに入れておりました(その他富山県高岡市の暴露場も選定)。
意外と言ってはなんですが、御前崎の暴露場も海岸線がかなり近い丘のような場所にあるため潮風の影響を随分受け、また年間を通じて晴れの日が多く、紫外線が思いのほか強いことが研究でわかりましたが、その立地を実際に観察することで、研究の成果に更に色を付けることが出来ました。非常に有意義な見学だったと思います。
残念ながら、一企業の私有暴露場の為、ここでは写真は掲載できませんが、ご興味があれば、大日本塗料さんへお問い合わせください。またこの研究成果もどこかで会員の皆様へとご報告出来れば、と考えております。
2023.7.31
月刊リフォーム7月号に広告を掲載しました
建築雑誌・刊行物などを発行する㈱テツアドー出版が毎月発行する『月刊リフォーム』の7月夏号に今年も広告を掲載しました。
テツアドー出版は建築関係の各種勉強会や工業会等や建築学会・建築仕上学会ともつながりが深く、塗料に限らず多くの仕上材を含む幅広い建築材料に関する出版物を発刊しています。また工業会でも出展実績のあるR&R建築再生展を主催しております。当工業会も建築関連の業界・団体・会社とのネットワークをつなげるため、また知名度向上に寄与するよう、既に協力を頂いている塗料関係の出版社を含め、出来る限り相互協力をしていきたいと思っております。
テツアドー出版のHPはこちら
2023.7.31
第3回ABA認定工場塗装管理技術者が終了し、合格者が発表されました。
6月17日18日、既に外は真夏かと思うような暑さの中、2021年から数えて3年連続3回目となる、ABA認定資格制度工場塗装管理技術者講習試験が行われました。
今回の講習試験では、2022年9月に出版された日本建築仕上学会編『建築用アルミニウム合金材料 加熱硬化形溶剤系標準仕様書・同解説』第2版の改定に伴い、テキストも改定作業が行われ、より洗練されたテキストを使用した講習を初日17日金曜日に実施いたしました。尚、コロナ禍から徐々に経済や活動は戻ってはおりましたが、5月GW後の5類変更からまだ1か月、開催を検討した時期はもっと前だったこともあり、昨年度同様、今年度の講習はオンラインでの実施となりました。全国から10名の参加者が熱心に講習を受けており、また講師の皆様も3回目とあって、慣れた形で講義が進んでいったかと思います。
そして翌日18日は各受験者がその勉強成果を見せる試験が行われましたが、今年は参加者数が中部や東に偏ったこともあり、関東(埼玉)会場一本での開催となりました。若干の運用緩和はあるものの、withコロナに配慮した試験運営を実施。また試験後には受験者へのアンケートも実施し、今後の講習試験運営に活かしていきたいと思います。
更に試験の約1か月後である7月19日、当工業会では運営委員会の中から更に選抜した少数メンバーによる合否判定委員会を開催、試験問題の難易度と受験者の回答レベルを慎重に把握チェックしながら、今回の合格ラインを公平に決定しました(実際は過去2回と同等の正答ラインでした)。
最新の合格者の名簿につきましては、講習試験の専用ページをご覧ください。合格者には8月中旬までには認定証を送付する予定です(注:不合格者には通知等はありません。お問い合わせもご遠慮ください)。
来年度以降の実施につきましては、今後の運営委員会により決定したいと思いますので、決まり次第ご報告させて頂きます。
最後に、今回合格した受験生をはじめ、当該試験で認定された会員各社の経営者・従業員の方々が今後益々それぞれの社業とこの業界においてご活躍されることを心よりご祈念いたします。
2023.5.31
仕上学会総会&学会賞授賞式が行われました
新型コロナ感染症も感染症法上の分類が2類から5類に変更になった5月8日以降、様々な経済活動が改めて解禁になっています。このイベントは実は昨年度から再開しておりましたが、会の最後に久し振りにホール脇で飲食を伴う懇親会が開かれるなど、一歩ずつ社会は日常を取り戻していくのでしょう。
ということで、既報の通り、5月18日に日本建築仕上学会2023年度通常総会が建築会館の1Fの建築会館ホールにて開かれました。学会長である東京大学野口先生の冒頭あいさつでも、先生が現在イタリアでの研究があって両国を行き来している事を引き合いに、コロナが終わって社会活動と共に研究も本格的にグローバル規模で動き出している、と述べられ、海に囲まれたイタリアでも仕上の重要性が叫ばれ、国際的にも交流が増えて来ており、会員各位特に若い研究者にも是非とも海外なども含めて活動を活発化して欲しい、と希望を述べられました。
総会はその後、当工業会にもなじみ深い大澤先生(総務委員会委員長)が2022年度の事業報告をされ、学術委員会の報告では近藤先生を委員長とする「環境配慮型塗装普及展開委員会」と「建築外装溶融系塗膜の耐候性評価方法標準化に関する研究」の報告がなされました。学会で研究をしている5つの受託研究の内、実に3つの研究に近藤先生が中心となって活動され、そしてそのうちの2つが当工業会(の関係者)が関与している、ということは当工業会にとって非常に誇らしいことかと思います。
その後も決算報告や今年度活動案・予算案などが無事承認されました。また理事改選があり、数名の新任の理事が指名されたものの、会長は引き続き野口先生(東京大学)が務められるということでした。
そして本日は我々工業会の裏のメインイベントとして、総会後に学会賞授賞式がありました。
ABA推薦として今年度、学会賞技術賞を受賞したのは、当会理事である戸崎産業株式会社戸﨑寿人社長です。受賞理由は「建築用金属材料の工場塗装におけるSDGsとGXの展開及び工業会活動に対する貢献」であります。ABAでもSDGs担当を務める戸﨑氏のGXへの思いはやはり同業他社のそれを遥かに凌駕していると言えます。会員各社も是非見習いたいと思います。
そして技術開発賞にABA賛助会員である㈱トウペの近藤豊三氏が学術委員会推薦で選ばれました。受賞理由は「建築用金属材料に対する加熱硬化形塗装の普及展開及び塗装仕様の標準化に対する貢献」です。現在は、前述の「環境配慮型塗装普及展開委員会」が未だ「焼付け塗装環境保全研究委員会」と呼ばれていた2008年に活動に参加、以来委員を継続しており、当委員会においても、またABA会員各社の日常の事業活動においても、近藤豊三氏の“技術屋”としての信頼は非常に厚いものがあります。今回の受賞も極めて当然、という感さえありました。
また、今年は更に、学会賞功績賞に当工業会創設以来の顧問である、ものつくり大学近藤照夫名誉教授が選ばれました。功績賞は学会賞HPに「建築仕上げの発展に顕著な功績を挙げた個人または団体に授与する。」とあります。近藤先生は「建築外装の技術向上に資する広範な研究開発並びに本会の学術活動に関する功績」を上げられ、上述のABAも関係する委員会の他、全国ビルリフォーム工事業協同組合及び(一社)機能性外壁改修工業会等からの受託研究やまた東京都防水工事協会からの受託研究など、多くの学術委員会活動に今尚寄与し続けております。勿論当学会自身にも設立当初から入会し、副会長2期、理事を12期務められると共に、学術委員長、総務委員長なども歴任なされるなど、学会の発展に貢献をされ、前述の近藤豊三氏と同様、こちらも至極相応しい受賞であると思います。
この日は5月にも関わらず35℃に届きそうな茹だる様な暑さ。ただ、そんな暑さに負けないくらい、熱い男たちの受賞を当工業会一同心からお祝いするとともに、これからの益々のご活躍をお祈り申し上げます。
2023.4.7
第3回ABA資格認定制度工場塗装管理技術者の試験要綱発表
昨年度も約10名の合格者、つまり『工場塗装管理技術者』を輩出し、業界に確かな品質を管理できる人材を世に送っていますが、今年も第3回目の認定試験を下記の要綱にて行います。
工場塗装に対する品質管理を実施する『塗装管理技術者』は、金属材料や塗装材料および塗装仕様や塗装技術に関する十分な知識と実務経験のみならず、塗装以外の建築仕上げおよび建築工事に関する作業内容や施工管理について理解し、それを自社の品質基準などを当てはめたり、進化させたりする事が出来る人材のことを指します(溶剤系標準仕様書および粉体標準指針から一部抜粋)。当工業会のが掲げる哲学である「三つの真剣」(設立目的のページ参照)を実行できる人材として、工業会会員企業は勿論のこと、工場で行われるアルミ建築材料の塗装仕上に従事するすべての関係者に理解していただき、取得して頂きたい資格になっています。
3月にはマスクの着用が個人に委ねられ、5月より新型コロナ感染症が感染症法上の分類が季節性インフルエンザと取扱いが同じな5類に引き下げられます。本格的な経済活動はもう目の前に来ておりますし、世の中には世界に発信できる高層建築ビルの再開発計画が目白押しです。業界や自社のレベルアップや品質向上に関わる当該試験、是非とも受験いただけますよう、よろしくお願いします。
試験の詳細・最新情報は資格認定制度ページをご覧ください(こちら)。
記
◎ABA認定資格制度 工場塗装管理技術者 講習試験◎
- 日 時
- :(講習)2023年6月16日(金)AM9時45分~受付(予)
- (試験)翌17日13時~受付(予)
- 場 所
- :(講習)各社にてZoom Web会議方式で実施
(IDやパスワードは別途メールにて送付)
- (試験)3会場(関東・中部・関西)にて実施予定
2023.3.31
4年ぶりのリアル開催となるABA総会&勉強会が行われました
様々なイベントで「4年ぶり」という言葉を耳にします。コロナ禍で失われた2020年~2022年。2019年以来の4年ぶりの総会が3月2日東京秋葉原のステーションコンファレンス万世橋で開かれました。
総会でしかお会いできていなかった会員さんにも久し振りに顔を合わせることが出来ました。参加者も特別に呼びかけるわけでなくても6社を除く会員企業32社から計60名を超えて集まりました。皆さん、この時を待ち望んでいたようでした。
そんな総会ですが、2019年以前と違い、ものつくり大学との協同勉強会が無くなり、ABA単独での開催となりました。場所も従来の埼玉から前述の東京へ場所を移して交通の便に配慮しました。スケジュールも変更し、先に会の総会を、総会の後に勉強会を開催いたしました。
総会では宮越会長が、コロナや戦争を発とする原材料高に苦しむ日本経済の競争力低下、価格に関して苦しんでいる会員企業を労いながら、そんな中でも資格認定制度をはじめとして会の行事への協力に対する御礼がありました。
また、展示会への出展でフェイスtoフェイスへの手ごたえを感じ、リアル開催を予定している今年度の会の開催行事への期待感を表現しました。
そして最後に、会の主旨に通ずる「地球環境の保全」と「人間健康の安全」を意識しながら会の活動継続を宣言するとともに、会員企業のご健勝とご発展を祈念して話を閉じられました。
開会挨拶の宮越会長
会長のあいさつの後、総会の議事案は下記の順でいずれも滞りなく承認がなされました(カッコ内は報告者。敬称略)。
- 議案1
- :(報告事項)昨年度活動報告(近藤旭)
- 議案2
- :(決議事項)昨年度会計報告・監査報告(大塚/後藤)
- 議案3
- :(報告事項)アンケート(近藤旭)
- 議案4
- :(決議事項)今年度収支案と活動予定(近藤旭)
- 議案5
- :(決議事項)ABAが目指すSDGs案(戸﨑)
昨年度はコロナ禍でも徐々に立ち直りを見せる中、二つの展示会に出展したこと、特に年度末の高性能建材住設EXPO(前回の更新を参照)での経済の盛り上がりの手ごたえを感じたことが述べられました。また、第2回のABA資格認定制度工場塗装管理技術者試験が無事に終了したことなどの報告がありました。
昨年度の会計もいつもの光景の大塚常務理事の報告から行われ、監査意見は昨年度監査役に就任したフタミコーティングの後藤氏から報告があり、こちらも問題なく承認されました。
監査報告をした後藤氏
アンケートでは、会員各社の粉体塗装や化成処理などの運営状況のみならず、コロナ禍でのABAの活動への評価、また会員各社のSDGsの現状や資格認定制度に対するご意見を共有いたしました。
また、今後の活動としては、前島理事が起案している若手勉強会の概要が発表されたのに加え、第3回の工場塗装管理技術者講習試験や会独自のカタログ作成の話などの案が披露され、無事承認を受けました。
その中でも第5号議案で上程された「ABAが目指すSDGs案」では、自社で積極的にSDGsを推進する戸崎理事が、17のゴールに対してのそれに向けての会の具体的活動や進捗を測るインディケーター(指標)を示し、会員各位の賛同を得られたことは非常に大きなことだと言えます。
総会の後には4つの勉強会を開催。まずは筒井工業前島社長(当工業会理事)より、塗装業とは別に立ち上げられたコンサルタント業務である『T-CX(筒井式企業風土トランスフォーメーション)」のお話を「やりがい・自主性を向上させる“魔法の言葉”」と題して発表。人手不足などで披露した現場をどう立て直したのか、金言を頂きました。
また今年9月の台風の影響により大雨洪水の被害に遭った岸萬塗装見城氏から、この災害の経験で得た教訓を皆さんにご紹介いただきました。災害が多い日本ですが、被害に遭った方達から復活までの道のりを生の声で聞くことは、会員一同「明日は我が身」で勉強になったことと思います。
魔法の言葉を話しかける前島氏
見城氏は災害体験を報告
また賛助会員のインテックジャパンさんから先城氏が、先に述べた高性能建材住設EXPOとほぼ同時期に開催されたコーティングジャパン(前回の更新を参照)での出展の意図や模様を話していただきました。
コーティングジャパンを説明した先城氏
近藤先生の講演
勉強会のラストテーマはものつくり大学名誉教授近藤照夫当工業会顧問より、『建設分野の動向と方向性』というテーマでお話を頂きました。日本国内における建設投資の動向として、建築・土木そして公共・民間の建設業における景況感や最先端のDX(デジタルトランスフォーメーション)のお話があり、国の林業を再興させるという目標の下、現在行われている建築分野の最新情報として木製での高層ビル建築など今後の動向をご説明頂きました。
また、当工業会の本主旨である、アルミニウム合金材料への工場塗装の品質確保、という点において、昨年出版した『加熱硬化形溶剤系塗装標準仕様書第2版』の改定についての話をしないわけには行きません。出版・改定を主導した仕上学会の環境配慮形塗装普及展開委員会委員長である先生にお願いし、改定の概要についてお話しいただきました。
勉強会の後は場所を移してこれまた4年ぶりの懇親会を開催。
懇親会の様子
来賓パウダー協の立花氏
前島理事の乾杯の音頭で盛り上がった後は、来賓として軽金属製品協会の石井氏や日本パウダーコーティング協同組合の立花氏の紹介をしつつ、このコロナ中に入会したミヤコー若林氏や松下建材塗装小郷氏、そして再入会を果たした山形メタル庄司氏からも話をして頂きました。
新会員ミヤコーさんから若林氏
新会員松下建材塗装さんから小郷氏
再入会の山形メタル庄司氏
昨年から新理事の小林焼付塗装の小林氏
食事もお酒もあるリアルかつ大きなパーティーは久しぶり過ぎて非常に新鮮でした。参加者の方も歓談を楽しんでおられるように見えました。
締めの挨拶は戸﨑産業戸﨑理事
多くの方に支えられ、4年ぶりの総会と懇親会を無事終えられたこと、会員各社、近藤照夫先生、および報道各社やその他関係者の方へ理事一同心から御礼申し上げます。
2023.3.31
日本建築仕上学会通常総会と学会賞授与式が開催されます
ABAも加盟している日本建築仕上学会ですが、今年も年次通常総会が東京港区の建築会館にて5月18日(木)の15時~17時で執り行われます。また同日には会員を対象とした学会賞の授賞式が行われる予定で、ABAからは去年の大塚金属㈱大塚氏に引き続き今年は戸崎産業㈱戸﨑氏に対する受賞の朗報が届いております。
会についての詳細は主催者HP をご覧ください。
是非会場に足を運んで戸﨑氏の勇姿をご覧ください。
2023.1.31
ABAの総会が4年ぶりにリアル開催で行われます
前回のリアルな定期総会は2019年3月1日。実に4年と1日、日に換算すると1462日ぶりにアルミニウム合金材料工場塗装工業会の定期総会が帰ってきます!!
というわけで、筆者も興奮気味にお伝えしておりますが、コロナとの共存も少しずつ慣れてきた昨今、いよいよ皆さんと対面でお会いできる場を設けることが出来そうです。昨年11月末にも日程はお伝えしましたが、詳細は以下の通りです。
記
<ABA総会・勉強会>
- 日 時
- :2023年3月2日(木) 13:30~16:45(受付13:00~)
- 場 所
- :ステーションコンファレンス万世橋
千代田区神田須田町1丁目25 4階会議室
TEL(代)03-6888-8070
- H P
- :https://www.tstc.jp/manseibashi/
- 勉強会内容
- :
- ① ものつくり大学名誉教授 近藤照夫先生
『建築仕上げの動向』(仮)
- ② 筒井工業㈱ 前島靖浩代表取締役
『やりがい・自主性を向上させる“魔法の言葉”』
- ③ 岸萬塗装㈱ 見城崇行部長
『水害被害のその先に』(仮)
- ④ インテック日塗㈱ 営業先城吏空氏
『塗料塗装展に出展して』(仮)
尚、2019年以前例年行われていたものつくり大学との協同勉強会は残念ながら中止になりました。しかしながらそれにも負けない、上述のような豪華な内容の勉強会を開催する運びとなりました。また、総会後には待望の懇親会を開催します。
理事一同、このコロナの3年間、会員の皆様に十分な活動や情報を提供することが出来ず非常にもどかしい日々が続いておりました。加えてこの間にも関わらず数社の加盟を頂いたことに関して、新規加入企業様は勿論、推薦して頂いた企業様に対しても感謝の気持ちは持ち合わせていたのですが、中々それを表現できる場を設けることが出来ずにいたことが歯がゆかったです。しかしながらそうした気まずい空気もようやく終わりが見えてきました。
出欠に関しては別途会員企業代表にメールをお送りしています。そちらの方から返信をお願いします。
それでは数年ぶりに皆様にお会いできること、役員一同、心から楽しみにしております。会場でお待ちしております。
2023.1.31
山形メタルさんがABAに復帰されます
2014年のABA創設時以来、ずっとブロック担当として東北を引っ張ってくれた山形メタルさんがABAを去ったのは2017年の12月。そこから約5年の月日を経てまた当工業会に戻ってくることになりました。空白の5年間の間、山形メタルさんとの交流が無くなってしまったのは痛恨の極みでしたが、またこうして戻ってこられて情報を共有できることをABAは心から歓迎いたします。詳細はまた総会の際にお聞かせ頂けると幸いです。
山形メタルさんの企業紹介はこちら